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2018-04-23

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23日、方向感のない値動きとなるなか、様子見ムードが広がり午後に下げ幅拡大

23日、先週末に北朝鮮が核実験を中止すると発表したこととG20で米財務長官が2国間協議について言及したことで市場の判断が分かれる結果となり、日経平均株価は小幅安、TOPIXは小幅高で始まった。また取引開始後も強弱が対立するなか徐々に上値が重たくなると、前週末のアップル株の下落の影響もあって国内関連銘柄も売られる展開となり、日経平均株価はプラスに浮上するも値を保てず直ぐにマイナスに転じ、そのまま今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、保険、銀行、鉄鋼、海運、証券、商品、非鉄金属など16業種が値上り。一方値下がりは、精密機器、水産・農林、食料品、倉庫・運輸、鉱業、紙・パルプ、陸運など17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、エムアップが+14.51%と上昇が目立ったほか、東海カーボン、第一生命HD、マネックスグループHD、東芝(東証2部)が高かった反面、SUMCO、ソフトバンクグループ、日本たばこ産業などが安かった。日経平均株価の終値は22,088円04銭、-74円20銭、TOPIXの終値は1750.79ポイント、-0.34ポイント。売買高は概算で13億43百万株、売買代金2兆1,614億円。
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