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2018-04-16

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16日、米英仏によるシリアへの攻撃の影響は見られず小幅続伸で終了

16日、週末に米英仏によるシリアへの攻撃が実施され東京市場への影響が懸念されたが、シリアやロシアからの報復攻撃などは起こっておらず、朝方の為替市場の反応は限定的となった。また、ドル円が107円台前半を維持したことも買い安心感につながり、日経平均株価は続伸して始まった。またその後もプラス圏を維持すると21,879円をつけるなど、一時100円高となる場面があったが、買い上がる動きは見られず小幅なレンジでのもみ合いとなった。午後の取引開始時に一瞬マイナスになる場面があったが、その後は持ち直し、小幅な続伸で終えた。そうしたなか、業種別では医薬品、水産・農林、電気・ガス、小売、食料品、倉庫・運輸、精密機器、陸運など23業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、証券、商品、その他製品、非鉄金属、保険など10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、マネックスグループがトップで+3.15%となったほか、ルネサスエレクトロニクス、武田薬品、資生堂、セブン&アイHDなども高かった。一方値下がりは、ユナイテッド、ヤマダ電機の下落が目立ち、ファーストリテイリング、信越化学、任天堂、ファナックが安かった。日経平均株価の終値は21,835円53銭、+56円79銭、TOPIXの終値は1736.22ポイント、+6.86ポイント。売買高は概算で13億10百万株、売買代金2兆0388億円。
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