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2018-04-12

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12日、小幅続落。シリア情勢の緊迫化が重石、売り優勢となるも下げ渋って終了

12日、シリア情勢の緊迫化が懸念されるなか、NYダウが218ドル安となったことを受け、東京市場も売り先行で始まった。また取引が始まって直ぐに下げ幅を広げ、21,591円をつけるなど一時95円安となる場面があったが、売り一巡後はプラスに浮上するなど方向が定まらなかった。一方午後に入ると、マイナス圏で推移するなか国内企業の決算発表への期待もあって売り込む動きは見られず、薄商いで方向が定まらないなか結局小幅安で終える結果となった。そうしたなか業種別では、精密機器、小売、食料品、鉱業など8業種が値上り。一方値下がりは、ガラス・土石、ゴム、海運、石油・石炭、機械、非鉄金属、空運など25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、マネックスグループがトップで+0.75%となったほか、良品計画、イオン、ファーストリテイリングなどが高かった反面、ヒューマン・アソシエーツ(マザーズ)の下落が目立ち、昭和電工、小松製作所、ファナックなどが安かった。日経平均株価の終値は21,660円28銭、-26円82銭、TOPIXの終値は1718.52ポイント、-6.78ポイント。売買高は概算で13億10百万株、売買代金2兆1,030億円。
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