マーケットコメント


マーケット情報

2018-04-06

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

6日、3日ぶりの反落。中国への追加関税検討報道が重石となるもドル高が下支え

6日、取引開始前に、トランプ大統領が米通商代表部(USTR)に対して中国への追加関税を検討するよう指示を出したとの報道が一部米メディアから伝わり、前日のNYダウの240ドル高やドル円の107円台半ばまでの上昇が帳消しとなった。また大阪取引所の225先物は夜間取引で21,920円をつける場面があるなど強含んで終えていたが、この報道を受け東京市場は現物指数と225先物が売り先行で始まった。日経平均株価は小幅安で始まったあと、前日の終値を挟んだもみ合いとなって方向感のない値動きとなるなか、取引終了にかけてまとまった売りものが出てTOPIXは今日の安値で終えたほか、日経平均株価も安値圏で終える結果となった。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉱業、小売、建設など9業種値上りした反面、空運、紙・パルプ、海運、倉庫・運輸、不動産、機械、金属製品、電気機器、ゴム、非鉄金属など24業種が値下がりとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、マネックスグループが値幅制限いっぱいまで買われ上昇が目立ったほか、セブン&アイHDも高かった。一方値下がりは、武田薬品、SUMCO、安川電機、東芝などとなっている。日経平均株価の終値は21,567円52銭、-77円90銭、TOPIXの終値は1719.30ポイント、-5.31ポイント。売買高は概算で14億69百万株、売買代金2兆6,577億円。
(会員向けコメントあり)