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2018-04-05

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5日、大幅続伸。NYダウやドルの反発が支援材料となるも伸び悩み

5日、今日の東京市場は大幅続伸となった。昨日、中国の対米報復関税についての発表があったものの、NYダウやS&P500などアメリカの主要株価指標が上昇して終えていたことや、ドルが買われて106円台半ばまで反発していたことが買い安心感につながり、東京市場は続伸して始まった。また、取引が始まったあとも為替市場でドルが買われ、一時107円台に乗せたことも日経平均株価の押し上げにつながり、21,737円をつけるなど一時418円高となる場面があった。ただ、米中の経済摩擦に対する警戒が消えていないこともあって上値は限定的となり伸び悩んで終える結果となっている。そうしたなか業種別では、精密機器、不動産、銀行、陸運、医薬品、ガラス・土石、化学、保険など28業種が値上り。一方値下がりは、非鉄金属、鉄鋼、水産・農林、海運など5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三井不動産、NF日経レバレッジETF、資生堂、キヤノンなどが高かった反面、マネックスグループの下落が目立ち、東海カーボン、昭和電工なども安かった。日経平均株価の終値は21,645円42銭、+325円87銭、TOPIXの終値は1724.61ポイント、+18.48ポイント。売買高は概算で15億47百万株、売買代金2兆6,536億円。
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