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マーケット情報

2018-04-03

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3日、米中の貿易摩擦懸念でドル安、NYダウ安が東京市場を直撃するも下げ渋り

3日、連休明けのNY市場でダウが458ドル安と大幅に反落して終えていたことや、ドル円が売られ再び105円台後半をつけたことなどが嫌気され東京市場は続落で始まった。日経平均株価は200円以上値下がりして始まったあと、21,056円をつけるなど一時332円安となる場面があった。ただ下げ幅が大きかったのは取引開始時だけで、その後は徐々に縮める展開となった。また、ドル円も徐々に下げ幅を縮める展開となるなか、取引終了にかけてドル買いと225先物買いが同時に進んで下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、水産・農林、陸運、小売、電気・ガス、空運、紙・パルプ、食料品、化学、医薬品など11業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、その他製品、海運、その他金融、電気機器、金属製品、機械など22業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、マネックスグループ、RPAホールディングス(マザーズ)の上昇が目立ったほか、資生堂、ファーストリテイリング、武田薬品などが高かった反面、ルネサスエレクトロニクスの下落が目立ち、任天堂、ファナック、TDKも安かった。日経平均株価の終値は21,292円29銭、-96円29銭、TOPIXの終値は1703.80ポイント、-4.98ポイント。売買高は概算で13億11百万株、売買代金2兆2,470億円。
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