マーケットコメント


マーケット情報

2018-03-01

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1日、NYダウの続落や円の高止まりが嫌気され大幅続落で終了

1日、NYダウが取引終了にかけて下げ幅を広げ380ドル安で終えたことが東京市場の売り材料となり、続落で取引が始まった。また、為替市場でもドル円が106円60銭前後で推移するなど円高傾向のまま高止まりしていたことも重石となり、取引開始後じわじわと下げ幅を広げる展開となった。さらに午後に入ってからも午前の売り圧力の強さが継続する形となってそのまま下げ幅を広げ、日経平均株価は21,645円をつけるなど一時423円安となる場面があったが、取引終了間際にETF買いへの期待などから買い戻しが入り、下げ渋って終える結果となった。そうしたなか業種別では空運のみが上昇。値下がりは、鉱業、機械、倉庫・運輸、金属製品、化学、鉄鋼、精密機器、非鉄金属、保険など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本航空、日経ダブルインバース、日立の3銘柄のみが上昇。一方値下がりは、ダイキン工業、小松製作所、信越化学、日経レバレッジETFなどとなっている。日経平均株価の終値は21,724円47銭、-343円77銭、TOPIXの終値は1740.20ポイント、-28.04ポイント。売買高は概算で15億18百万株、売買代金2兆7,893億円。
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