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2018-01-31

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31日、連日の大幅安。日経平均は6日続落、TOPIXも続落で終了

31日、NYダウが362ドル安で終えていたことが嫌気され、東京市場は前日に続き下落して取引が始まった。ただ、売りが一巡すると好決算を発表する銘柄も散見されることから買い戻しが入って下げ渋る展開となり、両指数ともに一時プラスに浮上する場面があった。また午後に入ってからはトランプ大統領の一般教書演説が穏当な内容だったことから買い安心感が広がり上げ幅を広げ、日経平均株価は23,375円をつけるなど一時83円高となる場面があった。また14時頃まではプラス圏を維持していたものの、TOPIXが午後に入ってからもマイナス圏で推移し、プラスに浮上しても価格を維持できなかったことから戻りの鈍さを嫌気した売りものに押される展開となったことに加え、月末のポジション調整とみられる売りも膨らみ、結局大幅安で終える結果となった。日経平均株価は昨年11月以来の6日続落となっている。そうしたなか業種別では、その他製品、ガラス・土石の2業種のみが値上り。一方値下がりは、その他金融、鉱業、鉄鋼、精密機器、建設、輸送用機器、銀行、保険など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ヤマトHD、アドバンテスト、村田製作所、キヤノンなどが高かった反面、オムロン、東京エレクトロン、SBIHD、日本電産などが安かった。日経平均株価の終値は23,098円29銭、-193円68銭、TOPIXの終値は1836.71ポイント、-21.42ポイント。売買高は概算で18億20百万株、売買代金3兆6,324億円。
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