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2018-01-26

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26日、反発して始まるも値を保てず3日続落で終了

26日、要人発言に振り回される結果となった。米トランプ大統領のドル高待望発言や、条件付きでTPP参加を示唆するような発言を行ったことでドル高に進み、108円台半ばから109円台を回復したことが好感され東京市場は反発して始まった。日経平均株価は23,700円台を回復して始まったあと上げ幅を広げ、23,797円をつけるなど一時128円高となる場面があったが、買いが優勢だったのは取引開始時だけでその後は徐々に伸び悩む展開となった。また、ドルが109円台後半で伸び悩み、徐々に弱含んで円高に振れたことも重石となり、午後に入ってマイナスに沈むと小幅安で取引を終えた。そうしたなか業種別では、繊維、精密機器、その他製品、医薬品など11業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、紙・パルプ、銀行、証券、商品、陸運、ガラス・土石、卸売、不動産など22業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、JXTGHD、スズキ、SUMCO、三菱商事などが安かった反面、インターネットイニシアティブの上昇が目立ち、楽天、武田薬品、コマツも高かった。日経平均株価の終値は23,631円88銭、-37円61銭、TOPIXの終値は1879.39ポイント、-5.17ポイント。売買高は概算で15億34百万株、売買代金2兆9,075億円。
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