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2018-01-25

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25日、円高進行が嫌気され、大幅続落で取引終了

25日、ムニューシン米財務長官がダボス会議でドル安容認と受け止められる発言をしたことでドルが下落し、対円で109円台前半をつけるなど円高に振れたことが嫌気され、東京市場は大きく下落して始まった。日経平均株価は23,700円台で取引が始まり、その後は業績発表に対する期待で買いものが入って23,800円台を回復するなど下げ渋る場面があった。ただ、午後に入ってもドル安が止まらず109円を割り込み108円90銭をつけるなどさらに円高に振れると、輸出関連株を中心に売りが膨らみ、結局今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉱業、陸運の3業種が値上り。一方値下がりは、空運、電気機器、銀行、機械、その他製品、輸送用機器、精密機器など30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソニー、キーエンス、ファーストリテイリング、パナソニックなどが安かった反面、ブレインパッドの上昇が目立ち、ショーケース・ティービー、日経ダブルインバース、日本電産などが高かった。日経平均株価の終値は23,669円49銭、-271円29銭、TOPIXの終値は1884.56ポイント、-16.67ポイント。売買高は概算で15億63百万株、売買代金2兆9,620億円。
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