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マーケット情報

2018-01-22

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22日、小幅続伸。取引終了間際の買いでプラスに浮上して終了

22日、米議会で予算が決まらず先週末に政府系機関が一部閉鎖されたことが嫌気され、東京市場の重石となった。取引開始時、日経平均株価は小幅安、TOPIXは小幅高とまちまちで始まったあと、売り物に押されて下げ幅を拡大する展開となった。日経平均株価は23,697円をつけるなど一時159円安となる場面があったが、売り物が一巡すると業績への期待もあって下げ渋る展開となった。一方午後に入ってからは午前の安値に近づくと下げ渋る展開となり、取引終了にかけて持ち直すと同時に終了間際の買い物に押し上げられ、辛うじてプラスに浮上して終えた。ただ商いは盛り上がらず低水準のままとなっている。そうしたなか業種別では、ゴム、その他金融、証券、商品、医薬品、食料品など20業種が値上り。一方値下がりは、海運、非鉄金属、鉄鋼、倉庫・運輸、卸売、ガラス・土石など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レカム(ジャスダック)の上昇が目立ち、ラクオリア創薬(同)、東芝(東証2部)、SUMCO、ソニーなどが高かった反面、三菱電機、コマツ、トヨタ自動車、ファーストリテイリング、三菱商事などが安かった。日経平均株価の終値は23,818円33銭、+8円27銭、TOPIXの終値は1891.92ポイント、+2.18ポイント。売買高は概算で13億42百万株、売買代金2兆3,823億円。
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