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マーケット情報

2018-01-17

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17日、円高やNYダウの伸び悩みが嫌気されるも下げ渋って終了

17日、NYダウが取引時間中に史上初の26,000ドルに乗せる場面があったが、政府機関の閉鎖への懸念など悪材料が出たことで、結局小幅安となったことや、ドル円が下落して円高に振れ、取引開始時には110円19銭をつけたことなどが東京市場の売り要因となった。日経平均株価は23,700円台で始まったあとも下げ幅を広げる場面があり、23,739円をつけるなど一時212円安となる場面があったが、TOPIXが下げ渋ると日経平均株価も買い戻しで下げ幅を縮める展開となった。また、取引終了にかけては日銀によるETF買いへの期待からさらに下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、機械、食料品、陸運、保険など10業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、鉄鋼、鉱業、銀行、海運、非鉄金属など23業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、TDK、三菱電機、SMC、SUMCOなどが高かった反面、レカム(ジャスダック)の下落が目立ち、SBIHD、ファナック、楽天、日立なども安かった。日経平均株価の終値は23,868円34銭、-83円47銭、TOPIXの終値は1890.82ポイント、-3.43ポイント。売買高は概算で15億41百万株、売買代金2兆9,364億円。
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