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2018-01-10

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10日、まちまち。日経平均株価は4日ぶりの反落。TOPIXは4日続伸で終了

10日、NYダウが最高値を更新していたものの、前日までの上げ幅が1,000円以上に達していたことや24,000円に接近して押し返されたこともあり、東京市場は小幅安で始まった。その後すぐにプラスに浮上する場面があったが、日経平均株価は値がさ株が利益確定と見られる売りに押されたことからマイナスに沈むと、ドル円が下落して112円台前半まで進んだことも重なって値がさハイテク株の売りにつながりそのままマイナス圏で推移して終えた。一方TOPIXは時価総額が大きい業種が買われたことからプラスを維持し4日続伸で終えている。売買代金は4営業日ぶりに3兆円を下回った。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉱業、紙・パルプ、輸送用機器、不動産、海運、銀行、保険など21業種が値上り。一方値下がりは、食料品、精密機器、化学、建設、空運、金属製品など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+2.53%となったほか、シャープ、JXTGHD、第一生命HD、ホンダなどが高かった。一方値下がりは、SBIHD、ブランジスタ(マザーズ)、東海カーボン、信越化学、東京エレクトロンなどとなっている。日経平均株価の終値は23,788円20銭、-61円79銭、TOPIXの終値は1892.11ポイント、+2.82ポイント。売買高は概算で15億92百万株、売買代金2兆7,931億円。
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