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マーケット情報

2018-01-09

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9日、2010年以来8年ぶりとなる年始から3営業日続伸で終了

9日、NYダウは小幅安で終えていたものの、東京市場に対する先高期待が続いたことで買い先行で始まった。日経平均株価は23,900円台に乗せて始まったあと、23,952円まで上昇する場面があったが、取引開始前から先行して買われていた日経225先物が24,000円をつけてから伸び悩んだこともあって、現物指数も買いが優勢だったのは取引開始だけで、その後利益確定と見られる売り物に押される展開となった。また、午後に入ってからは膠着感の強い値動きとなったものの商いが膨らんだことで値を保ち、3日続伸で取引を終えた。年始の相場で3営業日続伸は2010年以来となっている。また売買代金が3営業日続けて3兆円を上回ったほか、日経平均株価の年始から3営業日の上げ幅は1,085円となった。そうしたなか業種別では、不動産、電気機器、証券、商品、ガラス・土石、機械、電気・ガス、繊維など24業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、石油・石炭、紙・パルプ、水産・農林など9業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ラクオリア創薬(ジャスダック)が+7.08%と値上がりが目立ったほか、SUMCO、三井不動産、ソニー、キヤノンなどが高かった。一方値下がりは、日経ダブルインバース、NTTドコモ、KDDIなどとなっている。日経平均株価の終値は23,849円99銭、+135円46銭、TOPIXの終値は1889.29ポイント、+8.95ポイント。売買高は概算で16億63百万株、売買代金3兆1,112億円。
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