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2018-01-05

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5日、2日間で日経平均株価の上げ幅は949円となり連日の昨年来高値更新

5日、ナスダック指数が2日に節目の大台となる7000ポイントに乗せて終えていたことに続き、4日のNYダウが25,000ドルに乗せて終えたことが好感され、東京市場も買い先行で始まった。日経平均株価は窓をあけて上昇して始まったあと3連休前であることや、米雇用統計の発表を控え利益確定売りが優勢となり、徐々に上げ幅を縮める展開となった。一方午後に入ると、前日同様アジア市場が堅調だったことや、米経済指標の結果への期待が先行する形となって徐々に持ち直すと、ドル円が買われ113円台に接近したことも手伝って上げ幅を広げる展開となり、23,730円をつけるなど一時224円高となる場面があるなか、今日の高値圏で取引を終えた。また売買代金は連日で3兆円を上回った。そうしたなか業種別では、鉄鋼、非鉄金属、証券、商品、海運、電気・ガス、銀行、精密機器など27業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、鉱業、その他製品、小売、空運など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ラクオリア創薬(ジャスダック)の上昇が目立ったほか、アサヒグループHD、ソニー、野村HD、ファナックが高かった反面、SBIHD、日経ダブルインバース、任天堂、日本たばこ産業などが安かった。日経平均株価の終値は23,714円53銭、+208円20銭、TOPIXの終値は1880.34ポイント、+16.52ポイント。売買高は概算で16億81百万株、売買代金3兆0140億円。
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