マーケットコメント


マーケット情報

2017-12-21

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

21日、まちまち。幅広い銘柄が買われTOPIXは続伸で取引終了

21日、NYダウが小幅な続落で終えるなか、東京市場も売り先行で始まった。日経平均株価は小幅安で始まったあと、買い注文が薄いところでまとまった売りが出て一気に下げ幅を広げる展開となった。日経平均株価は22,728円をつけるなど、一時163円安となる場面があったが、売りが一巡すると買い戻される結果となった。また、昼休み中に日銀の金融政策決定会合で現状維持と伝わると、事前の予想通りではあったものの、午前に売られる場面があったことも手伝って買い戻しが優勢となり、両指数ともにプラスに浮上した。ただ、TOPIXは幅広い銘柄が買い戻されたことから小幅高を維持したが、日経平均株価はプラスを維持できずに小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、非鉄金属、建設、石油・石炭、金属製品、機械など、19業種が値上り。一方値下がりは、銀行、陸運、保険、不動産、小売、繊維など14業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SUMCO、ヴィスコ・テクノロジーズ(ジャスダック)、デンソー、村田製作所などが高かった反面、ラクオリア創薬(ジャスダック)、りそなHD、ファーストリテイリング、信越化学などが安かった。日経平均株価の終値は22,866円10銭、-25円62銭、TOPIXの終値は1822.61ポイント、+1.45ポイント。売買高は概算で14億51百万株、売買代金2兆3,215億円。
(会員向けコメントあり)