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2017-12-13

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13日、日経平均株価は続落、TOPIXは反落。午後に下げ幅を拡大して取引終了

13日、NYダウが118ドル高と連日で過去最高値を更新して終えていたことから、日経平均株価、TOPIXともに小幅に上昇して始まった。また、前日同様金融セクターなどが買われていたことからTOPIXの上昇率が高く始まったものの、日経平均株価は直ぐにマイナスに沈む展開になると、徐々に下げ幅を広げる展開となった。また昼休み中に米アラバマ州の上院補欠選挙で民主党のジョーンズ候補が勝利する見込みと伝わったことからドルが、113円40銭台後半から一気に113円10銭台前半まで下落すると展開となり、225先物が売られると午後は下げ幅を広げて取引が始まった。日経平均株価は22,697円をつけるなど一時168円安となる場面があったが、日銀によるETF買いへの期待やFOMCの結果発表を控え売り込む動きは限定的となり下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、銀行、医薬品、証券、商品、その他金融、海運、陸運など11業種が値上り。一方値下がりは、ゴム、化学、金属製品、機械、紙・パルプ、ガラス・土石、繊維など22業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SUMCO、SMC、ディーエヌエー、信越化学などが安かった反面、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの上昇が目立ち、三菱UFJFG、りそなHD、三井住友FG、パナソニックなどが高かった。日経平均株価の終値は22,758円07銭、-108円10銭、TOPIXの終値は1810.84ポイント、-4.24ポイント。売買高は概算で19億00百万株、売買代金2兆8,772億円。
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