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マーケット情報

2017-12-11

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11日、3日続伸。取引開始後に伸び悩むも、持ち直して年初来高値を更新して終了

11日、前週末のNYダウが雇用統計の結果を受け117ドル高で終えていたことや、ドル円が上昇していたことが好感され、東京市場は上昇して始まった。取引が始まって直ぐに日経平均株価は22,900円をつける場面があったが上値が重く、上げ幅を縮める展開となるなか日経平均、TOPIXともに一時マイナスに沈む場面があった。一方午後に入ると、先物主導で買いが優勢になると徐々に持ち直し、日経平均株価はわずかに終値ベースの年初来高値を更新して終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、銀行、ガラス・土石、機械、保険、繊維、鉄鋼など29業種が値上り。一方値下がりは、建設、海運、陸運、不動産の4業種のみだった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、オーミケンシ(東証2部)の上昇が目立ち、三井住友FG、アルプス電気、小松製作所、KDDIなどが高かった反面、大林組の下落が目立ち、鹿島建設、大成建設、SUMCOなどが安かった。日経平均株価の終値は22,938円73銭、+127円65銭、TOPIXの終値は1813.34ポイント、+9.61ポイント。売買高は概算で14億20百万株、売買代金2兆3,633億円。
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