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2017-12-01

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1日、3日続伸。NYダウの大幅高を好感して上昇して始まるも伸び悩み

1日、NYダウが3日連続で過去最高値を更新したことや、24,000ドル台に乗せて終えたことなどが好感され大幅高で取引が始まった。日経平均株価は22,900円台に乗せて始まると、22,994円をつけるなど一時269円高となる場面があった。またドル円が112円60銭前後で推移してことも買い安心につながった。ただ買いが一巡したところで米税制改革法案の上院での採決が1日遅れるといった報道が伝わると、急速に上げ幅を縮める展開となった。また、10時ごろには両指数ともマイナスに沈むなど値動きの激しい展開となった。午後に入ってからは持ち直したものの日中の値幅は319円と広がる結果となった。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉱業、機械、鉄鋼、保険、空運など20業種が値上り。一方値下がりは、非鉄金属、水産・農林、紙・パルプ、不動産、食料品、証券、商品など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、シャープ(東証2部)、小松製作所の上昇が目立ち、新日鉄住金、東京海上HD、信越化学、安川電機などが高かった反面、ディーエヌエー、NTT、TDK、日本電産などが安かった。日経平均株価の終値は22,819円03銭、+94円07銭、TOPIXの終値は1796.53ポイント、+4.45ポイント。売買高は概算で16億27百万株、売買代金3兆0179億円。
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