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マーケット情報

2017-11-28

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28日、続落。両指数ともに方向感の無い値動きとなるなか商いは増加

28日、小幅安で始まったあと、ドル円が111円を割り込み110円93銭をつけるなど円高に振れたことから225先物に売りが出て下げ幅を広げる展開となり、日経平均株価は22,363円をつけるなど、一時132円安となる場面があった。ただ、ドル円が直ぐに切り返して111円30銭台まで回復するなど、仕掛け的な値動きに連動する形となり日経平均株価もプラスに浮上すると、今度は22,580円をつけ85円高となり午前はプラス圏で終えた。一方、昼休み中に225先物による売りものが増えると、日経平均株価も再びマイナスに転じるなど方向感の無い値動きとなるなか結局小幅安で終える結果となった。そうしたなか業種別では、電気・ガス、小売、空運、食料品、建設など9業種が値上り。一方値下がりは、繊維、石油・石炭、海運、鉱業、保険、機械、鉄鋼など24業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サインポスト(マザーズ)、花王、ダイキン工業、ファーストリテイリングなどが高かった反面、東レ、小松製作所、SMC、HOYAなどが安かった。日経平均株価の終値は22,486円24銭、-9円75銭、TOPIXの終値は1772.07ポイント、-4.66ポイント。売買高は概算で14億82百万株、売買代金2兆6,174億円。
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