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マーケット情報

2017-11-27

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27日、上昇して始まるも値を保つことができず4営業日ぶりの反落

27日、休み明けの東京市場は買い先行で始まったが、円高に振れたことが重石となった。取引開始時は前週末のNYダウが上昇して終えていたことが好感され、日経平均株価は続伸して始まると22,659円をつけるなど一時108円高となる場面があったが、直ぐに売り物に押される展開となった。また、10時半ごろにマイナスに転じると、そのまま下げ幅を拡大する展開となった。さらに午後に入ってドル円が111円60銭台から30銭ほど円高に振れると、円高や上値の重たさを嫌気した売りものに押され22,423円をつけるなど、午後には127円安となる場面があったが、日銀によるETF買いなどが意識され買い戻しが入り下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、石油・石炭、海運、保険、陸運、ゴムなど10業種が値上がり。一方値下がりは、非鉄金属、食料品、金属製品、建設、繊維、鉱業、機械、精密機器など23業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サインポスト(マザーズ)、児玉化学(東証2部)の上昇が目立ったほか、任天堂、安川電機、富士通などが高かった反面、SUMCO、スタートトゥデイ、三菱マテリアル、村田製作所などが安かった。日経平均株価の終値は22,495円99銭、-54円86銭、TOPIXの終値は1776.73ポイント、-3.83ポイント。売買高は概算で13億72百万株、売買代金2兆4,323億円。
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