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マーケット情報

2017-11-16

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16日、大幅反発。前日の下落分をほぼ回復し、商いも高水準を維持して終了

16日、NYダウが138ドル安と下落して終えていたことや、ドル円が112円台後半をつけていたことなどが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均株価は22,000円を割り込み小幅安で始まるなか、昨日までの6日続落もあって売り込む動きは見られず、直ぐにプラスに浮上すると小幅高のままもみ合いを続けて午前の取引を終えた。一方午後に入ると、買い戻しが徐々に優勢となって上げ幅が拡大する展開となり、日経平均株価は22,392円をつけ、一時363円高となる場面があった。取引終了にかけては伸び悩む場面もあったが、持ち直して今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、ガラス・土石、情報・通信、水産・農林、精密機器、紙・パルプ、化学、医薬品など30業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、金属製品、石油・石炭の3業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂、安川電機、ソフトバンクグループ、ファーストリテイリングなどが高かった反面、日経ダブルインバース、SUMCO、神戸製鋼所、コマツなどが安かった。日経平均株価の終値は22,351円12銭、+322円80銭、TOPIXの終値は1761.71ポイント、+17.70ポイント。売買高は概算で17億74百万株、売買代金3兆0,829億円。
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