マーケットコメント


マーケット情報

2017-11-15

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

15日、大幅安。後場に入って先物主導で売り崩され、商いも大幅に膨らむ

15日、NYダウの下落や取引開始前に発表された7-9月期GDPが予想を下回ったことなどが嫌気され、売り先行で取引が始まった。取引が始まったあと、日経平均株価は22,200円を挟んだもみ合いが続いて午前の取引を終えたが、午後に入って先物にまとまった売りが出ると、一気に下げ幅を広げ22,000円割れ寸前まで下落する場面があった。その後は安値圏でのもみ合いが続いたが上値の重たさを嫌気した売りものに押され、結局今日の安値圏で終えた。また後場の下落で商いが大幅に膨らむ結果となった。そうしたなか業種別では、33業種全てが値下がりとなるなか、石油・石炭、鉄鋼、鉱業、その他製品、非鉄金属、その他金融、卸売、倉庫・運輸、海運、不動産などの下落率が大きく、空運、保険、水産・農林、繊維、医薬品などの下落率が小さかった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経ダブルインバースと第一生命HDの2銘柄のみが上昇。一方値下がりは、神戸製鋼所、リクルートHD、任天堂、NF日経レバレッジETFが3%を上る下落率となったほか、24銘柄となった。日経平均株価の終値は22,028円32銭、-351円69銭、TOPIXの終値は1744.01ポイント、-34.86ポイント。売買高は概算で21億59百万株、売買代金3兆7,703億円。
(会員向けコメントあり)