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2017-11-02

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2日、連日の年初来高値更新。取引終了にかけて買われ商いも高水準

2日、昨日発表されたアメリカのADP雇用報告などの経済指標やFOMCの結果を受け、NYダウやドルが上昇して終えていたことが好感され、東京市場は続伸して始まった。日経平均株価は22,500円台に乗せて上昇して始まると、少し上げ幅を広げる場面があったが、明日から国内は3連休入りすることもあって直ぐに上値が重たくなり売りものに押される展開となった。またマイナスに沈む場面もあったが、午後に入ってからしばらく様子見ムードが続いたあと、企業業績の好調さもあって取引終了にかけて買いが入り、結局今日のほぼ高値で取引を終える結果となった。そうしたなか業種別では、海運、非鉄金属、鉱業、輸送用機器、鉄鋼、建設、石油・石炭など28業種が値上り。一方値下がりは、水産・農林、その他製品、空運など5業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、神戸製鋼所の上昇が目立ったほか、ホンダ、住友金属鉱山、ソニーなどが高かった反面、日本ハムの下落が目立ち、パナソニック、富士通、日立などが安かった。日経平均株価の終値は22,539円12銭、+119円04銭、TOPIXの終値は1794.08ポイント、+7.37ポイント。売買高は概算で18億68百万株、売買代金3兆3,088億円。
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