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マーケット情報

2017-11-01

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1日、大幅反発。上方修正を好感し、商いを伴って午後に入って上げ幅を拡大

1日、前日の主力企業の決算発表で上方修正が相次いだことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均株価は22,100円台に乗せて始まったあと、じわじわと上げ幅を広げる展開となった。また日中の為替やアジア市場の株価など外部環境が落ち着いていたことあって、午後に入ってからも上げ幅を拡大する展開となり、日経平均株価は22,455円92銭をつけるなど、一時444円高となる場面があった。一方、取引終了間際に売りものに押される場面があったが、21年4ヵ月ぶりとなる高値水準で終えた。そうしたなか業種別では33業種全てが値上り。上昇率が高かったのが、石油・石炭、空運、電気機器、紙・パルプ、鉱業、電気・ガス、非鉄金属、ガラス・土石、その他金融などとなった反面、上昇率が低かったのが、小売、サービス、その他製品、証券、商品、銀行、繊維などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京エレクトロン、ソニーの上昇が目立ったほか、日東電工、神戸製鋼所、パナソニック、日本電産などが高かった。一方値下がりは、村田製作所、日経ダブルインバース、三菱電機、リクルートHD、任天堂となっている。日経平均株価の終値は22,420円08銭、+408円47銭、TOPIXの終値は1786.71ポイント、+20.75ポイント。売買高は概算で20億56百万株、売買代金3兆7,557億円。
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