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マーケット情報

2017-10-27

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27日、大幅続伸。日経平均は21年3ヵ月ぶりの高値水準となる22,000円台で終了

27日、企業業績の結果が好調でNYダウが71ドル高となったことや、ドル円が114円台を回復する場面があるなど外部環境が東京市場の買い材料となった。日経平均株価は21,900円台に乗せて始まると、週末ということもあって利益確定売りが優勢となり21,815円を付ける場面があったが、売り一巡後は持ち直す展開となった。また、午後に入っても高値圏で推移し、22,016円をつけるなど一時276円高となる場面があった。取引間際には利益確定売りに押されたものの、21年3ヵ月ぶりとなる22,000円台に乗せて終えた。また商いも売買代金が3兆円を上回った。そうしたなか業種別では、銀行、医薬品、繊維、情報・通信、紙・パルプ、ゴム、金属製品など31業種が値上り。一方値下がりは、電気・ガス、空運の2業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、業績の上方修正が好感され値幅制限いっぱいまで買われた富士電機が14.58%と目立ったほか、SUMCO、ファナック、安川電機、三菱UFJFGなどが高かった。一方値下がりは、セイコーエプソン、富士通の下落が目立ち、SUBARU、日経ダブルインバース、パナソニックなどが安かった。日経平均株価の終値は22,008円45銭、+268円67銭、TOPIXの終値は1771.05ポイント、+17.15ポイント。売買高は概算で19億91百万株、売買代金3兆1,008億円。
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