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2017-10-25

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25日、日経平均株価は17営業日ぶりの反落、売買代金も大きく膨らんで終了

25日、NYダウが167ドル高と大幅に反発したことや、ドル円が114円台をつけたことも東京市場の買いにつながった。日経平均株価は1996年7月以来となる21,900円に乗せて始まったあと21,921円をつけるなど、一時116円高となる場面があった。ただその後は伸び悩むと上げ幅を縮めて小幅安となったが、午前は持ち直して終えた。一方午後に入って小幅高でもみ合いを続けていたが、午後2時過ぎから先物主導で売り優勢になると一気に下げ幅を広げる展開となった。日経平均株価は21,648円をつけ、午前とは打って変わって156円安となったが、取引終了時に下げ幅を縮めて終えた。取引開始時に買いが集まったことに加え、取引終了にかけて売りものが膨らんだことで売買代金も3兆円を上回った。そうしたなか業種別では、銀行、保険、倉庫・運輸、非鉄金属など8業種が値上り。一方値下がりは、医薬品、電気・ガス、不動産、食料品、小売、陸運、情報・通信など25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで小幅高となったほか、MS&Consulting(マザーズ)が上昇が目立ち、住友化学、神戸製鋼所、コマツなどが高かった反面、電通、ディーエヌエー、安川電機、ファナックなどが安かった。日経平均株価の終値は21,707円62銭、-97円55銭、TOPIXの終値は1751.43ポイント、-5.49ポイント。売買高は概算で19億68百万株、売買代金3兆3,155億円。
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