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2017-10-20

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20日、日経平均株価は56年9ヵ月ぶりの14日続伸、TOPIXは10日続伸で終了

20日、スペイン・カタルーニャ自治州の情勢を巡る不透明感から、19日の夜間取引で日経225先物が210円安となる場面や、NYダウも104ドル安となる場面があったものの、NYダウが5ドル高で終え、結果的に4日連続で過去最高値を更新したことなどが東京市場の支えとなった。前日までの13連騰もあって取引開始時は売り先行で始まり、21,363円をつけるなど、日経平均株価は一時85円安となる場面があった。ただ、売りが一巡すると徐々に下げ渋る展開となったことに加え、ドル円が113円30銭台をつけるなど円安に振れたこともあってプラスに浮上した。一方午後に入ると再び売り先行となったが、マイナスに沈んだところでは押し目買いが入り、結局小幅高で取引を終えた。日経平均株価は56年9ヵ月ぶりの14日続伸。TOPIXは10日続伸で終えた。そうしたなか業種別では、水産・農林、ゴム、保険、化学、サービスなど17業種が値上がり。一方値下がりは、海運、銀行、紙・パルプ、不動産、証券、商品など16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、神戸製鋼所がトップで-1.59%となったほか、ダイフク、村田製作所、日産自動車などが安かった反面、enishが+18.77%となるなど上昇が目立ったほか、SUMCO、リクルートHDなどが高かった。日経平均株価の終値は21,457円64銭、+9円12銭、TOPIXの終値は1730.64ポイント、+0.60ポイント。売買高は概算で15億22百万株、売買代金2兆4,705億円。
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