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マーケット情報

2017-10-02

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2日、まちまち。日経平均株価は小動きながら年初来高値を更新、TOPIXは続落で終了

2日、NYダウの上昇やドル円が112円台半ばで推移していたことに加え、9月調査日銀短観の結果、大企業の景況感が4期連続の改善となったことが支えとなり、東京市場は反発して始まった。日経平均株価は20,400円台に乗せ小幅高で始まったあと、直ぐに上げ幅を縮めて今日の安値をつけるなど、取引開始後10分程度で一日の値幅が決まってしまう値動きとなった。また、取引材料が乏しかったことから午後に入ってからも狭いレンジでの値動きが続いたが、取引終了にかけてまとまった買いが入り日経平均株価は終値で20,400円台をつけ年初来高値を更新して終えた。TOPIXは午後からずっと弱含み、結局小幅マイナスで終えた。そうしたなか業種別では、ゴム、鉄鋼、保険、ガラス・土石、精密機器、金属製品、証券、商品など15業種が値上り。石油・石炭、倉庫・運輸、空運、海運、繊維、陸運、卸売など18業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、住石HDの上昇が目立ったほか、PKSHATECHNOLOGY(マザーズ)、ジーエヌアイグループ(同)が高かった。一方値下がりは、日産自動車、ニトリHD、東芝(東証2部)、日本郵政などとなっている。日経平均株価の終値は20,400円78銭、+44円50銭、TOPIXの終値は1673.62ポイント、-1.13ポイント。売買高は概算で13億55百万株、売買代金2兆0634億円。
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