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マーケット情報

2017-09-27

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27日、続落。日中の値動きは小幅で方向感の無い値動きのまま終了

27日、イエレンFRB議長の講演を受けNY市場でドル円が上下に変動する場面があったものの、結果的に112円台を回復するなど外部環境が好転していたことが支えとなった。配当、権利落ち日となるなか日経平均株価は小幅安で始まった。その後は材料不足で方向感のない値動きとなるなか20,213円をつけるなど、一時116円安となる場面があったが、売り一巡後は下げ渋る展開となった。また、午後に入るとさらに値幅は小さくなり35円程で推移すると、そのまま取引開始時とほぼ同じ価格で取引を終えた。そうしたなか業種別では、海運、繊維、鉱業、水産・農林など6業種が値上り。一方値下がりは、電気・ガス、石油・石炭、陸運、医薬品、非鉄金属、卸売、証券、商品など27業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、岡本硝子(ジャスダック)、PKSHATECHNOLOGY(マザーズ)が値幅制限いっぱいまで買われたほか、第一生命HD,ヤマトHD、日本電産などが高かった。一方値下がりは、日産自動車、NTT、KDDIなどとなっている。日経平均株価の終値は20,267円05銭、-63円14銭、TOPIXの終値は1664.43ポイント、-8.31ポイント。売買高は概算で12億02百万株、売買代金2兆0839億円。
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