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2017-09-21

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21日、朝高後伸び悩みむも3営業日連続で年初来高値を更新して終了

21日、市場の注目を集めていたFOMCで、資産縮小を10月から開始すると発表したことや、年内の利上げが意識されたことなどから為替市場でドルが上昇し、対円で約2ヵ月ぶりの高値となる112円台半ばをつけるなど大きく円安に振れたことや、NYダウが7営業日連続で最高値を更新していたことなどが好感され、東京市場は大幅に上昇して始まった。日経平均株価は20,400円台を回復して始まったあと、20,481円をつけるなど一時170円高となり午前中は20,500円に迫る場面があった。一方午後に入ると、上昇のピッチの速さに対する警戒や利益確定と見られる売りが優勢になって徐々に伸び悩む展開になると、そのまま今日の安値圏で終える結果となった。そうしたなか業種別では、鉱業、不動産、海運、銀行、輸送用機器など19業種が値上り。一方値下がりは、鉄鋼、その他製品、非鉄金属、電気機器、空運など14業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで-2.66%となったほか、新日鉄住金、村田製作所、日本郵政などが安かった反面、三菱地所、三井不動産、三菱UFJFG、みずほFGが高かった。日経平均株価の終値は20,347円48銭、+37円02銭、TOPIXの終値は1668.74ポイント、+0.82ポイント。売買高は概算で19億73百万株、売買代金2兆8,207億円。
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