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マーケット情報

2017-09-19

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19日、大幅続伸。午後に上げ幅を拡大し、日経平均、TOPIXともに年初来を高値

19日、NYダウが5営業日連続で最高値を更新したことや、ドル円が111円60銭台まで上昇したことが好感され、東京市場は大幅高で始まった。日経平均株価は20,100円台を回復して始まり、そのままじわじわと上げ幅を広げる展開となった。また、午後に入ってからは先物主導で上げ幅を広げると、ドル円が111円80銭台に乗せたことも手伝って20,320円をつけるなど、一時411円高となり取引時間中の年初来高値を更新する場面があった。取引終了にかけても商いが膨らんだことで値を保ち、結局終値ベースの高値も更新して終えた。東証1部の売買代金は3兆円を上回った。そうしたなか業種別では、33業種すべてが値上りしたが、上昇率が高かったのが、その他製品、銀行、保険、海運、その他金融などで、低かったのが、水産・農林、空運、紙・パルプ、食料品、サービス、不動産などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+7.0%となったほか、FDK(東証2部)の上昇が目立ち、三菱UFJFGやトヨタ自動車、第一生命HDなどが高かった。一方値下がりは、ニトリHD、日経ダブルインバースの2銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は20,299円38銭、+389円88銭、TOPIXの終値は1667.88ポイント、+28.94ポイント。売買高は概算で20億44百万株、売買代金3兆1,059億円。
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