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2017-09-11

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11日、大幅高。地政学リスクへの警戒が一旦後退し買い戻され19,500円台回復

11日、前週末のNYダウは小幅高、ドル円は107円台後半で終えるなど、外部環境は決して良くなかったが、北朝鮮の挑発行為が週末になかったことや、取引開始前に発表された機械受注統計の結果が予想を上回ったことなどが株価押し上げのきっかけとなった。朝方からドル円が108円台を回復して始まると、日経平均株価も先物主導で上昇して始まった。日経平均株価は、19,400円台を回復して始まると、19,567円をつけるなど一時292円高となる場面があった。その後一時伸び悩む場面があったが、終値で19,500円台を回復して終えた。そうしたなか、業種別では、ゴム、電気機器、医薬品、金属製品、卸売、紙・パルプ、ガラス・土石、化学など31業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、倉庫・運輸の2業種のみだった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、安永、モルテックスチルの上昇が目立ったほか、ルネサスエレクトロニクス、安川電機などが高かった反面、住友金属鉱山、日経ダブルインバース、日本郵政、ダイキン工業の4銘柄が安かった。日経平均株価の終値は19,545円77銭、+270円95銭、TOPIXの終値は1612.26ポイント、+18.72ポイント。売買高は概算で14億98百万株、売買代金1兆9,899億円。
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