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マーケット情報

2017-09-05

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5日、続落。買い優勢で始まるも値を保てず日経平均は19,500円を割込んで終了

5日、NY市場が休場で手掛かり材料が乏しいなか、前日の下落の反動もあって買い優勢で始まった。ただ、日経平均株価、TOPIXともに小幅高で始まったものの、北朝鮮の核実験による地政学リスクの高まりが依然として重石となり、直ぐに売り物に押される展開となった。また、週末にメジャーSQを控え売りものに押されると、戻しらしい戻しもないまま日経平均株価は19,500円を割り込んだ。午後に入ってからも下げ幅を拡大し、19,354円をつけるなど一時153円安となる場面があった。その後は売り込む動きは見られなかったが、戻りも鈍く今日の安値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では、海運、その他製品、水産・農林、倉庫・運輸、証券、商品、空運、不動産、金属製品など32業種が値下がり。一方値上がりは、輸送用機器の1業種のみだった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、メタップス(マザーズ)の下落が目立ったほかKlab、ピジョン、シャープ(東証2部)、日本郵政が安かった。一方値上がりは、石川製作所が値幅制限いっぱいまで買われたほか、総医研HD、住友金属鉱山、トヨタ、パナソニックが高かった。日経平均株価の終値は19,385円81銭、-122円44銭、TOPIXの終値は1590.71ポイント、-12.84ポイント。売買高は概算で16億40百万株、売買代金1兆9,539億円。
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