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マーケット情報

2017-08-31

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31日、NYダウの続伸やドル円の上昇が支援材料となって押し上げ

31日、アメリカの4‐6月期GDP改定値が上方修正されたことが好感され、NYダウが3日続伸となったことや、ドル円が110円台に乗せて終えていたことが東京市場の押し上げにつながった。日経平均株価は買い先行で始まったあと、午前中は高値圏でのもみ合いとなっていたが、午後に入っても1ドル110円台半ばで推移していたこともあって買い安心感が広がり、日経平均株価は19,687円をつけるなど一時181円高となる場面があった。ただ、引き続き地政学リスクへの警戒もあって上値を買う動きは限定的となり、取引終了にかけて若干上げ幅を縮めて終える結果となった。そうしたなか業種別では、銀行、鉄鋼、卸売、医薬品、ガラス・土石、保険、輸送用機器など29業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、倉庫・運輸、水産・農林、海運の4業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、山王(ジャスダック)の上昇が目立ったほか、第一三共、ルネサスエレクトロニクス、富士フイルム、三菱UFJFG、三井住友FGなどが高かった反面、ブロッコリー(ジャスダック)の下落が目立ち、Klab、シャープ(東2部)なども安かった。日経平均株価の終値は19,646円24銭、+139円70銭、TOPIXの終値は1617.41ポイント+9.76ポイント。売買高は概算で17億70百万株、売買代金2兆2,810億円。
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