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2017-08-30

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30日、NYダウやドルの上昇が好感され反発、日経平均は19,500円台を回復

30日、地政学リスクが高まるなか、NYダウが上昇して終えたことや、ドル円の反発も手伝って東京市場は買い先行で始まった。日経平均株価は19,400円台に乗せて始まったあと、材料不足からもち合いが続いていたが、午後に入って、それまで上値が重たかったドル円が徐々に上げ幅を広げ、一時109円80銭台まで上昇したことで先物にまとまった買いが入り指数を押し上げた。また、日経平均株価は19,538円をつけるなど175円高となって強含んだあと19,500円台を維持して終えた。そうしたなか、業種別では、海運、倉庫・運輸、水産・農林、鉄鋼、食料品など30業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、石油・石炭、非鉄金属となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソニーがトップで+2.88%となったほか、デジタルアドベンチャー(ジャスダック)の上昇が目立ち、日立、富士フイルム、NTT、ソフトバンクグループなどが高かった反面、値下がりは、ブロッコリー(ジャスダック)、Klabの下落が目立ち、ダイフク、SUMCOも安かった。日経平均株価の終値は19,506円54銭、+143円99銭、TOPIXの終値は1607.65ポイント+9.89ポイント。売買高は概算で17億05百万株、売買代金2兆2,247億円。
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