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マーケット情報

2017-08-17

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17日、円高に振れるも小動き閑散となるなか小幅続落で終了

17日、昨晩発表されたFOMC議事録やトランプ政権に対する不安の高まりもあって、ドル円が110円台後半から109円台後半まで一気に1円以上円高に振れたことが重石となった。東京市場は売り先行で始まり、その後は下げ幅を広げる場面があったが、業績に対する期待やNYダウの好調さが下支えとなり売り込む動きは見られなかった。日経平均株価は取引開始後19,679円を付け、一時50円安となる場面があったものの、その後は持ち直し一時プラスに浮上するなど下げ渋った。ただ、積極的な買いが入らず、薄商いのなか結局小幅安で終える結果となった。そうしたなか業種別では、海運、石油・石炭、鉄鋼、非鉄金属、機械など15業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、食料品、保険、銀行、陸運、輸送用機器、証券、商品など17業種が値下がり、建設が変わらずとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、新日本理化が+18.22%と上昇が目立ち、西武HD、ヤフー、アエリア(ジャスダック)も高かった。一方値下がりは、Klab、SUBARU、第一生命HD、スズキなどとなっている。日経平均株価の終値は19,702円63銭、-26円65銭、TOPIXの終値は1614.82ポイント、-1.18ポイント。売買高は概算で14億36百万株、売買代金1兆8,060億円。
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