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2017-08-16

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16日、地政学リスクへの警戒が続き、ドル高には反応薄となり小動きで終了

16日、昨日発表された米経済指標が予想を上回る好結果となったことからドルの上昇が続き、110円台半ばまで円安が進んだものの、前日の大幅高で株価水準が戻っていることや、引き続き地政学リスクが警戒されたこともあって、東京市場は小幅安で取引が始まった。またお盆休みで市場参加者も限られ、薄商いとなるなか日経平均株価は日中の値幅が58円弱となり、小動き閑散のなか小幅安で取引を終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、水産・農林、空運、サービス、陸運、医薬品など15業種が値上り。一方値下がりは、その他金融、建設、ゴム、小売、不動産、鉱業、紙・パルプ、海運など18業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ペッパーフードサービス、enishの上昇が目立ったほか、アエリア(ジャスダック)、Klab、アルプス電気などが高かった反面、ファーストリテイリング、トヨタ自動車、東京エレクトロン、ファナックが安かった。日経平均株価の終値は19,729円28銭、-24円03銭、TOPIXの終値は1616.01ポイント、-0.21ポイント。売買高は概算で14億35百万株、売買代金1兆8,757億円。
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