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マーケット情報

2017-08-10

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10日、買い先行で始まるもオプションSQ値がほぼ高値となり3日続落

10日、NYダウが36ドル安で終えていたものの、オプションSQに対する思惑などがあって東京市場は買い先行で始まった。日経平均株価は取引開始後も上げ幅を広げ、19,829円をつけるなど一時91円高となる場面があったが、買い一巡後は伸び悩む展開となった。また、北朝鮮による地政学リスクが意識されると上値の重たさを嫌気した売り物が膨らんでマイナスに転じ、午後に入ってからも3連休入りを控え両指数ともにマイナスのままで推移し、結局小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、非鉄金属、倉庫・運輸、ゴム、化学、水産・農林、小売、ガラス土石など14業種が高かった反面、保険、証券、商品、銀行、機械、その他製品など19業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、資生堂、三井金属、インフォテリア(マザーズ)の上昇が目立った反面、ルック、任天堂、東京海上などの下落が目立った。日経平均株価の終値は19,829円74銭、-8円97銭、TOPIXの終値は1617.25ポイント、-0.65ポイント。売買高は概算で19億64百万株、売買代金2兆5,327億円。
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