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マーケット情報

2017-08-07

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7日、3営業日ぶりの反発。外部環境の好転が好感されTOPIXは年初来高値を更新

7日、米7月雇用統計の結果が予想を上回ったことから、4日のNYダウが8営業日連続で最高値を更新したことや、ドルも反発して一時111円台を回復したことが好感された。日経平均株価は買い先行となり2万円台を回復して始まったあと、徐々に上げ幅を広げ20,085円をつけるなど、一時133円高となる場面があった。ただ、材料不足で積極的な買いが続かず伸び悩むと、小動きのなか上げ幅を縮めて終えた。一方、TOPIXは年初来高値を更新して終えており、日経平均株価の値動きの鈍さが目立つ格好となっている。そうしたなか業種別では、繊維、輸送用機器、金属製品、電気・ガス、非鉄金属など28業種が値上り。一方値下がりは、水産・農林、ゴム、海運、陸運、石油・石炭など5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+1.49%となったほか、鹿島、東芝(東証2部)、古河電工、東レなどが高かった反面、ファナック、ソニー、日経ダブルインバースの3銘柄のみが値下がりとなっている。日経平均株価の終値は20,085円89銭、+103円56銭、TOPIXの終値は1639.27ポイント、+7.82ポイント。売買高は概算で15億05百万株、売買代金2兆0353億円。
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