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マーケット情報

2017-08-04

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4日、売り先行で始まったあと下げ渋るも様子見ムードが広がり続落で終了

4日、NYダウが7営業日連続で最高値を更新したことで東京市場でも反発が期待されたが、110円を割り込む円高が重石となった。日経平均株価は2万円を下回って始まると、19,933円をつけるなど一時95円安となる場面があった。ただドル円が110円を割り込むと買い戻される展開となったことから、日経平均株価も売り込む動きは見られず下げ幅を縮めたが、2万円台を回復できなかったことに加え、取引終了にかけて売り物に押されて終えた。そうしたなか業種別では、精密機器、空運、小売、その他製品、ゴムなど14業種が値上り。一方値下がりは、水産・農林、紙・パルプ、ガラス・土石、食料品、電気・ガスなど19業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+0.62%となったほか、スズキ、神鋼鋼線、クボタ、古河電工などが高かった反面、エムアップやカルビーの下落が目立ち、キリンHD、ディスコも安かった。日経平均株価の終値は19,952円33銭、-76円93銭、TOPIXの終値は1631.45ポイント、-2.37ポイント。売買高は概算で15億15百万株、売買代金2兆1,553億円。
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