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マーケット情報

2017-08-03

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3日、3営業日ぶりの反落。一時2万円割れとなるも持ち直して終了

3日、NYダウが6営業日連続で最高値を更新したことに加え史上初の2万2千ドル台に乗せて終えており、東京市場で続伸が期待されたものの、利益確定売りが優勢となり売り先行で始まった。日経平均株価は小幅安で始まったあと、しばらく強弱が対立して方向感のない値動きが続いていたが、上値の重たさが嫌気されると利益確定とみられる売り物に押されて下げ幅を広げて19,985円をつけるなど2万円を割り込み、一時94円安となる場面があった。ただ、決算発表が進むなか業績への期待もあって売り込む動きは見られず、午後に入って持ち直すと、かろうじて2万円台を維持して終えた。そうしたなか業種別では、空運、卸売、紙・パルプ、非鉄金属、電気・ガスなど19業種が値上り。一方値下がりは、輸送用機器、その他製品、電気機器、銀行、精密機器、証券、商品など14業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで-1.37%となったほか、アエリア(ジャスタック)の下落が目立ち、カシオ、東京エレクトロン、セイコーエプソン、キーエンスなどが安かった。一方値上がりは、エムアップと古河電工の上昇が目立ち、ANAHD、三菱商事、住友商事などとなっている。日経平均株価の終値は20,029円26銭、-50円78銭、TOPIXの終値は1633.82ポイント、-0.56ポイント。売買高は概算で16億80百万株、売買代金2兆2,439億円。
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