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2017-08-01

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1日、3営業日ぶりの反発。日経平均株価は一時2万円台を回復するも小動き

1日、NYダウが4営業日連続で過去最高値を更新するなか、引き続きドルの下落が上値の重石となった。ドル円が110円台前半まで下落していたことから売り先行となり、日経平均株価は小幅安、TOPIXは小幅高で取引が始まった。ただその後はドル円が下落して110円前後まで円高が進んでも売り込む動きは見られず、両指数ともにプラス圏を維持して推移する結果となった。商いも高水準を続けており、好決算銘柄を中心に物色意欲の高い一日となった。そうしたなか業種別では、空運、銀行、陸運、金属、保険、水産・農林、建設、小売りなど27業種が値上り。一方値下がりは、電気機器、非鉄金属、ガラス・土石、鉄鋼など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、セイコーエプソンが連日のトップで-3.78%となったほか、アエリア(ジャスダック)、アンジェス(マザーズ)、東ソーの下落が目立ち、Klab、東京エレクトロン、パナソニックなども安かった。一方値上がりは、ピクセラの上昇が目立ったほか、スタートトゥデイ、東芝(東証2部)、オリックスなどとなっている。日経平均株価の終値は19,985円79銭、+60円61銭、TOPIXの終値は1628.50ポイント、+9.89ポイント。売買高は概算で19億44百万株、売買代金2兆6,035億円。
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