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マーケット情報

2017-07-21

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21日、反落。円高基調が重石となり、利益確定に押され小幅安で終了

21日、NYダウが反落して終えていたことや、ドルが売られて円高基調に戻ったことが重石となった。日経平均株価は取引開始直後に20,081円をつけるなど一時62円安となる場面があったが、そのあと切り返し下げ幅を縮める展開となった。ただ外部環境に買い材料が見当たらなかったことや、前日の上昇と上値の重たさに加え週末ということもあって利益確定とみられる売り物に押され、方向感のない値動きが続くなか結局小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、電気機器、機械、繊維、石油・石炭、精密機器の5業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、鉄鋼、ゴム、陸運、水産・農林、保険、ガラス・土石、非鉄金属、海運など28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂が連日のトップで、-0.27%となったほか、TDK、日本たばこ産業、三菱UFJFG、ソフトバンクグループなどが安かった反面、安川電機、アンジェス(マザーズ)、ソウルドアウト(同)の上昇が目立ち、東芝、三菱電機、Klabなどが高かった。日経平均株価の終値は20,099円75銭、-44円84銭、TOPIXの終値は1629.99ポイント、-3.02ポイント。売買高は概算で15億34百万株、売買代金1兆9,967億円。
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