マーケットコメント


マーケット情報

2017-07-20

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

20日、金融政策決定会合の結果を受け上げ幅を拡大、TOPIXは年初来高値更新

20日、NYダウが最高値を更新して終えていたものの、為替市場で、1ドル111円台後半で推移するなど円高が重石となり朝方は小幅高でスタートした。また、取引開始後は日銀の金融政策決定会合の結果発表を控え様子見ムードが広がり、小動きで推移していたが、徐々に上げ幅を広げる展開となった。一方、昼休み中に日銀金融政策決定会合の結果が現状維持と伝わると、為替市場で円を売ってドルを買う動きが強まり、112円台を回復したことも支援材料となり、日経平均株価は午後の取引開始時から午前の高値を上回ってスタートし、そのまま高値圏で取引を終えた。TOPIXは年初来高値を更新して終えた。そうしたなか業種別では、その他製品を除く32業種が上昇した。上昇率が高かったのは、水産・農林、化学、その他金融、石油・石炭、証券、商品、電気機器などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂が連日のトップで、-0.85%だったほか、enish、やサイバーステップ(マザーズ)の下落が目立ち、Klabも安かった。一方値上がりは、レナウン、アンジェス(マザーズ)の上昇が目立ったほか、ルネサスエレクトロニクス、TDKも高かった。日経平均株価の終値は20,144円59銭、+123円73銭、TOPIXの終値は1633.01ポイント、+11.14ポイント。売買高は概算で16億50百万株、売買代金2兆1,144億円。
(会員向けコメントあり)