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マーケット情報

2017-07-10

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10日、海外市場の株高、円安が好感され、日経平均株価は2万円台を回復

10日、前週末に発表された雇用統計の結果を受け、NYダウが94ドル高となったことやドル円も114円台前半をつけるなど、外部環境の好転が支援材料となった。日経平均株価は2万円台を回復して始まったあと伸び悩む場面があったが、一度も2万円を割り込むことは無かった。また午後に入って買いが優勢になると、20,127円をつけるなど一時198円高となる場面があった。ただその後は利益確定売りに押され上げ幅を縮めたが、薄商いのなか売り物が限定的だったこともあり持ち直して終えた。そうしたなか業種別では、海運、その他製品、ゴム、電気機器、証券、商品、不動産など27業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、情報・通信、水産・農林など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂が連日のトップで+3.73%となったほか、Klabの上昇が目立ち、商船三井、東京エレクトロン、キヤノンも高かった反面、値下がりは、ソレイジア・ファーマ(マザーズ)、インフォテリア(同)、日経ダブルインバース、KDDI、NTT、NTTドコモなどとなっている。日経平均株価の終値は20,080円98銭、+151円89銭、TOPIXの終値は1615.48ポイント、+8.42ポイント。売買高は概算で15億40百万株、売買代金2兆0992億円。
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