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マーケット情報

2017-07-07

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7日、NY市場の下落を嫌気して大幅安で始まり下げ渋って終了も連日の2万円割れ

7日、NYダウが158ドル安となったことや円安が一服したことなどが嫌気され、東京市場は大幅安で始まった。ただ、日経平均株価は19,856円をつけるなど137円安で始まったものの、この価格が安値となりその後は徐々に下げ幅を縮める展開となった。また10時過ぎに日銀が5ヵ月ぶりとなる指し値オペを実施して為替相場が円安・ドル高に振れると、日経平均株価は19,979円93銭をつけるなど14円安まで下げ幅を縮める場面もあった。一方午後に入ると、午前の円安の流れが一服したことや、プラスに戻しきれなかったことも手伝って売り直されると、結局マイナスのまま取引を終え、連日の2万円割れとなった。そうしたなか業種別では、保険、海運、輸送用機器の3業種のみが値上り。一方値下がりは、水産・農林、不動産、電気・ガス、その他金融、建設、石油・石炭、倉庫・運輸、証券、商品、小売、銀行など30業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂が連日のトップで+0.6%となったほか、リミックスポイント(マザーズ)の上昇が目立ち、SUMCO、第一生命HD、東京エレクトロンなどが高かった。一方値下がりは、キヤノン、パナソニック、セブン&アイHD、野村HDなどとなっている。日経平均株価の終値は19,929円09銭、-64円97銭、TOPIXの終値は1607.06ポイント、-8.47ポイント。売買高は概算で16億53百万株、売買代金2兆2,732億円。
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