マーケットコメント


マーケット情報

2017-07-05

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

5日、売り先行で始まり一時下げ幅を拡大するも、持ち直してプラスで終了

5日、前日のNY市場が独立記念日で休場だったために手掛かり材料不足となるなか、売り先行で始まった。日経平均株価、TOPIXともに小幅安で始まったあと、TOPIXは小幅安でもみ合いを続ける中、日経平均株価は先物主導で下げ幅を広げる展開となった。また、10時半過ぎにドル円の下落と先物売りが重なり、一気に下げ幅が拡大して日経平均株価は19,888円をつけるなど、一時143円安となる場面があった。ただ、午後に入って買い戻しや日銀によるETF買いが意識されると下げ渋り、そのままプラスに浮上して終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、非鉄帰属、機械、輸送用機器、金属製品、ゴムなど25業種が値上り。一方値下がりは、不動産、鉱業、陸運、医薬品など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂が連日のトップで+0.94%となったほか、トレイダーズHD(ジャスダック)、インフォテリア(マザーズ)の上昇が目立ち、SUMCO、ディーエヌエーなどが高かった。一方値下がりは、リミックスポイント(マザーズ)、芦森工業の下落が目立ったほか、JR東海、ファーストリテイリング、日本たばこ産業も安かった。日経平均株価の終値は20,081円63銭、+49円28銭、TOPIXの終値は1618.63ポイント、+8.93ポイント。売買高は概算で17億94百万株、売買代金2兆4,503億円。 
(会員向けコメントあり)