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2017-06-30

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30日、NYダウの大幅安や円高が嫌気され一時2万円を割り込むも下げ渋って終了

30日、一昨日と打って変わり、NYダウが167ドル安となったことや円高に振れ112円を割り込んだことなどが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均株価は20,025円で始まったあと下げ幅を広げ19,946円をつけるなど、一時273円安となる場面があったが、その後は2万円を挟んだもみ合いとなった。一方午後に入っても2万円を割り込んで推移する時間が長かったが、日銀によるETF買いへの期待もあって下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、鉄鋼、保険の3業種が値上り。一方値下がりは、その他製品、水産・農林、食料品、その他金融、サービス、証券、商品、情報・通信など30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで-1.84%となったほか、リクルートHD、オリックス、任天堂、東芝、野村HDなどが安かった。一方値上がりは、プレシジョン・システム・サイエンス(マザーズ)の上昇が目立ったほか、住友化学、日経ダブルインバース、第一生命HDなどが高かった。日経平均株価の終値は20,033円43銭、-186円87銭、TOPIXの終値は1611.90ポイント、-12.17ポイント。売買高は概算で19億68百万株、売買代金2兆6,024億円。
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