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マーケット情報

2017-06-29

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29日、NYダウの上昇やドル高が支援材料となり反発して終了、TOPIXは高値更新

29日、NYダウが143ドル高となり大幅に反発して終えていたことや、為替市場でもドル円が112円台で推移していたことが支援材料となり、東京市場は反発して始まった。日経平均株価は取引開始直後に20,266円をつけるなど、一時136円高となる場面があったが、その後は売り物に押され、徐々に上げ幅を縮める展開となった。また日中の手掛かり材料に乏しく、日経平均株価は狭い値幅での値動きとなるなか個別株の売買は活発となり、商いは昨日の水準をわずかに上回り、TOPIXは終値ベースの年初来高値を更新して終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、その他製品、証券、商品、海運、その他金融、非鉄金属、卸売業など29業種が値上り。一方値下がりは、ゴム、繊維、食料品、鉱業の4業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂が連日のトップで+2.4%となったほか、プレシジョン・システム・サイエンス(マザーズ)の上昇が目立ち、コマツ、新日鉄住金も高かった。一方値下がりは、ニトリHD、東芝、日本たばこ産業などとなっている。日経平均株価の終値は20,220円30銭、+89円89銭、TOPIXの終値は1624.07ポイント、+9.70ポイント。売買高は概算で19億50百万株、売買代金2兆4,199億円。
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